ご挨拶

 尾張名古屋には数多くの歴史と文化遺産があり、それらにまつわる日本刀も数多く保存されております。 古来日本刀は武器として生まれ、折れず曲がらずよく切れることを目的に、千数百年に渡り造られてまいりました。 この間多くの刀工が精進鍛錬を重ね、切れ味鋭く美しさを兼ね備えた、世界に類例の無い日本刀が生み出されてまいりました。 このことは近年世界中の方々が美術品としての日本刀を再認識され文化財保護の機運が高まっております。

 我々名古屋支部では先人が守り伝えてきた日本の誇り、日本刀を健全な姿で末永く後世に伝得るべく集い、研鑽するものであります。 意を同じくされる方々のご参集を祈念しましてご挨拶とさせていただきます。

公益財団法人 日本美術刀剣保存協会
協力団体 名古屋支部 支部長 加藤 博司

名古屋支部について

 名古屋支部では、毎月の刀剣鑑賞、協会本部や地方支部との交流、支部独自で開催する研修旅行や研究会など、様々な活動を行っています。 これらの研究活動を通じて、日本刀に関する正しい知識を習得し、会員相互の親睦と後継者の育成に努め、我が国固有の文化財である日本刀を大切に保存し、 後世に伝える事を目的としております。

※名古屋支部は営利目的の団体や政治団体ではありません。 また、当支部では刀剣、刀装具の鑑定や売買については一切関与しておりません。 美術刀剣のお手入れや保存等についてお悩みの方はご相談下さい。

主な活動

◆会員向け
  ・月例刀剣鑑賞会
  ・研修旅行
  ・東海四県ブロック大会

   ※詳細については活動をご覧ください

◆一般向け
  ・名古屋城刀剣展 (名古屋城と協賛で春頃に開催)
  ・初心者講座 (全3回 夏頃に開催)

   ※詳細についてはイベント情報をご覧ください

支部発行書籍

『二子山則亮考』 (昭和47年8月10日)

歴代支部長

初代 佐藤 正俊 (元名古屋市長)
二代 岡島 太十
三代 安藤 猛
四代 山田 幹高
五代 加藤 博司 (元協会専務理事、現支部長)
・平成19年春 藍綬褒章受章
・平成27年春 旭日双光章受章